遺品整理ビーンズは、社会貢献活動(CSR活動)の一環として、バンコクにある孤児院「ひまわりハウス」を支援しています
「ひまわりハウス」は、バーンタンタワン財団が運営する施設で、赤ちゃんから就学前の子どもたちまで、約150人が共同生活を送っています。親を失った子どもたちは、この場所で衣食住を共にしながら、スタッフの温かい愛情に包まれて日々成長しています。
しかし、施設の運営は決して容易ではなく、日々の暮らしに必要な物資は常に不足しています。
特に必要とされているのは、服や靴といった長く使える物よりも、食料や飲料、紙おむつ、粉ミルク、文房具などの“日々消費される生活必需品”、そして施設を継続的に支えるための運営資金です。
これらの支援は、子どもたちの命と笑顔を守るために欠かすことのできない大切な助けとなっています。
不用品回収ビーンズのCSR活動


子どもたちへの想い
私たち不用品回収ビーンズは、「ひまわりハウス」で暮らす子どもたちの現状を知り、何か少しでも力になれないかと考えました。そして今回、子どもたちの心を少しでも温められるようにと、お菓子とぬいぐるみを寄付させていただきました。
お菓子は、忙しい毎日の中で子どもたちに小さな喜びを届ける“ご褒美”のような存在。そしてぬいぐるみは、ただの玩具ではなく、不安な夜に寄り添い、ぎゅっと抱きしめることで安心を与えてくれる「心の友」です。
寄付の際に出会った子どもたちの笑顔は、言葉にできないほど印象的でした。ぬいぐるみを大事そうに抱きしめる姿、目を輝かせてお菓子を選ぶ小さな手――その一つひとつの仕草に、私たちは胸を打たれました。支援しているつもりの私たちが、実は子どもたちから「生きる力」や「感謝の心」を教えられていたのかもしれません。
この経験を通して、改めて“支えることの尊さ”を感じるとともに、今後も子どもたちの未来をそっと後押しできる存在でありたいと心から願っています。



不用品回収ビーンズの今後の活動
これからも不用品回収ビーンズでは、ただ「片付ける」だけのサービスにとどまらず、社会の役に立てる活動を続けていきたいと考えています。
まだ使えるモノを必要としている人や施設につなげる――そんなリユース・リサイクルの輪を、もっと広げていきたいと思っています。
また、地球にやさしい取り組みや、海外での支援活動にも積極的に関わっていく予定です。
SDGs(持続可能な開発目標)の考え方を大切にしながら、「もったいない」を「ありがとう」に変えられるような活動を、これからも一歩ずつ続けていきます。


「寄付」という言葉には、一見すると“与える側”と“受け取る側”という境界があるように感じます。
けれど、実際に行動してみると、その境界はすぐに消えてしまうのです。
与えることで、私たちはむしろ多くのものを“受け取っている”――今回の活動を通じて、子どもたちの「ありがとう」という笑顔に触れ、そのまっすぐで純粋な想いに心を揺さぶられました。
もしこの記事を読んでくださっている方の中に、「自分にも何かできることがあるかもしれない」と感じた方がいれば、ぜひ小さな一歩を踏み出してみてください。
お菓子ひとつ、ぬいぐるみひとつ――それだけでも、確かに誰かの心を温め、希望の灯をともすことができます。支援の輪は、大きな団体や企業だけのものではありません。私たち一人ひとりの“やさしさ”が集まることで、世界は少しずつ変わっていくのだと思います。
不用品回収ビーンズは、これからも出会いやご縁を大切にしながら、遺品整理という仕事を通じて人と人、想いと想いをつなぎ、子どもたちの未来に小さな光を灯す活動を続けていきます。








